Webクリエイターがおすすめするレンタルサーバーは、一択です

Webクリエイターがおすすめするレンタルサーバーは、一択です

みなさまお久しぶりです。コロナの影響もあり世の中のIT化は、どんどん加速していきますね。その中でWebの需要も高くなり、今まであまりWebに力を入れてなかった企業も力を入れずにはいられない状態になっていますね。
(あまりの忙しさに1年近く何も記事を更新できませんでした。)

そんな中、Webサーバーの問題がチラホラ出てきます。
Webサイトをリニューアルしたけど重くて表示に時間がかかる、CMSを入れようと思ったけどPHPのバージョンが古い、そもそもDBが無い、など。古くから利用されているのに謎の割高プランで低スペックなサーバーをレンタルしている企業も多々あります。

2020〜2021年は、サーバー移管を含めたWebサイト制作が非常に多く感じた年です。

そんな中、私がクライアントへおすすめするサーバーはXサーバー一択です。
ここ十数年レンタルしている間に、どんどん進化していて、めちゃくちゃ優秀なのに安くい。さらに、詳しくなくても”なんとなく使える”ことが理由です。

ここ数年でAWSなども耳にするようになりましたし、クライアントからも聞かれるようになりました。AWS以外にもクラウドサーバーはいくつかあり、それぞれ性能もよくコストパフォーマンスも良い物が多いですが、そういうサーバーを扱うのには、インフラ周りの知識も必要になってくるため、結果的に専門家へ相談や依頼する必要があり、コストが高くなってしまうケースも多いです。

複雑な部分を管理するよりは、先進的でありながら、親切に設計されているXサーバーが個人的にはおすすめです。

とは言え、このブログは、Xサーバーでは、ありません。(言い訳入ります)
残念ながらムームードメインのWPホスティングです。
そんなにアクセスもあるわけでもなく、定期的に更新をするわけでもなく、アフィリエイトしているわけでもなく、目的もないただのブログなので、そんなにお金をかける必要もなく、最低限WPが動けばいいというだけなので格安のムームーWPホスティングにしました。

Xサーバーがホスティングの常識を塗り替えた

序盤に書きましたが「古くから利用していて謎の割高プランで低スペックなサーバーをレンタル」とありますが、今までレンタルサーバーを契約した場合、「契約した時のプランのままになる」というのがほとんどでした。
つまり10年前に契約すると10年前の金額とスペックがそのまま適用され続けます。当時は高かったスペックも10年も立てば古くなりますし、当時は高かったサーバー費用は、どんどん手頃になってきていたりします。
なので20年近く前に契約したプランのままで例えば50GBの容量で月7000円ぐらいなどのプランを未だに契約しているなんていう企業も多々あります。

レンタルサーバーの常識を塗り替えた

その点、Xサーバーは、「Business向け」みたいなのとかWP専用みたいなのは追加されていますが、基本的なプランは3パターンから長年変わらずです。
そのプラン自体が、どんどん進化していき容量も増えれば、スペックも上がっている、なのに金額は据え置きという、今までのレンタルサーバーからすると画期的な感じです。
契約していたら勝手にどんどん良くなっていて最新の設備にされていっている感じです。この時点でめちゃくちゃホスピタリティを感じます。

進化が早い

ITの業界は、新しい技術を取り入れるタイミングってめちゃくちゃ重要だと思います。遅すぎても出遅れた感じになり、早すぎても不安定さもあったりします。

SSDへの切り替え

サーバーに使うSSDイメージ

海外のサービスなどがHDDをやめてSSDに切り替えていったころ、国内のサービスでは、全サーバーをSSDに切り替えたのは、Xサーバーが一番早かったように思います。SSDに切り替えてるとサーバー側の処理速度がすごく上がるのに、他社では、なかなか踏み込みにくいところだったのかもしれませんが、めちゃくちゃ早かったです。

無料SSLの登場

SSLは一般的に有料で、グローバルサインやベリサインなどで契約が必要でしたが、Let’s Encryptという無料の証明書がでてきました。出てきた当初は、無料で大丈夫なのかという不安な感じと、自分で設定するのに知識が必要で挫折する事もあった中、Let’s EncryptのSSLを無料で設定できるようにしたのもエックスサーバーが日本のサービスの中では、一番早かったかもしれないぐらいのタイミングでした。
今では、当たり前のようになっていますが、当時は無料のSSLがクリックひとつで設定できることに衝撃が走りました。
丁度SSL化をGoogleが提唱しはじめた頃だったので、Web制作業界は、気軽に設定できて歓喜していたように思えます。

Nginxへ切り替え

Nginxは、簡単に説明するとWebサーバー用のソフトウェアで同じようなものでは、Apacheが有名です。サーバー側の処理をしてくれるソフトウェアで、PHPなどを動かしてくれる部分になるため、完全に静的なサイト(CMSなどのプログラムが使われていないサイト)では、恩恵を感じないと思いますが、WordPressなどで構築していて記事のボリュームも多いサイトだと、すごく恩恵を感じると思います。

このNginxへの切替も早く、レンタルサーバーでは、かなり早めの導入だったように思います。
情報が少なく、htaccessなども使えず扱いにくいとされていたNginxですが、従来どおりhtaccessなども使えるようにされていたり、インフラ系のエンジニアも関心していました。
スペックの高さが必要で処理速度も早くする場合は、NginxをAWSなどで設定し、インフラエンジニアが情報の少ない中、設定を頑張るという時代でApacheとは色々と違うところで苦戦していたこともあり、助かった人も多いかも知れません。

ホスピタリティが高い

問い合わせづらい、メールで問い合わせてくれというスタンスがやりにくい(昔のエックスサーバーはそんな感じでした)という印象がある人からすると「え?」と思うかもしれないですが、エンジニアやWebの知識が多少ある人からすると、かゆい所に手が届くように、気になった部分も改善されていくので、サービス面でのホスピタリティの高さがあり、開発側が利用者の要望をイメージして開発しているんだろうなと思います。
以下がホスピタタリティの高さを感じたところです。

PHPやPythonのバージョンアップ対応が早い

別にめちゃくちゃ早く最新のPHPを使いたいとかPythonを書きたいなんて人は居ないと思いますが、必要に応じてそろそろこのバージョンじゃないと、、、というときには余裕で対応してくれているので、安心感抜群。

簡単インストールのバージョンアップが早い

サーバー側で、簡単インストールという、オープンソース系をボタン一つでインストールしてくれるサービスですが、EC−CUBEやWordPressなどのバージョンを割と早めに最新の物にしてくれたりするので、インストール時に古いな〜とならならい。

DB無制限

これは、ほんとにありがたいです。
細かい案件を多数受けているとテスト環境を、1つのサーバーで複数扱うこともあり、DBのアカウント数に制限があって辛いこともありましたが、無制限になったとことをメールで知った時の喜びは、今も忘れません。

簡単サーバー移行

サーバーのハード自体を最新にしたい場合、古い契約のサーバーは、自身で移行させないといけなかったりします。もちろん、エックスサーバーでも同じです。
物理的に違うサーバーへ移動させるので、責任の所在として自動で移行するのは難しいと思います。でも、それも簡単に移行してくれるサービスがあって便利。

自動スペックアップ

サーバールームLANイメージ

回線を太くし、同時アクセス数の対応を大幅に増やしたり、転送容量が急に倍になったり。同じプランでずっと契約してても勝手に良くなっていく。

モリサワのWebフォントも使える

これは使ったことありませんが、モリサワのWebフォントが無料で使えるのは、とてもオトクな感じがします。

まとめると、レンタルサーバーは、エックスサーバー1択

上記のようなことで、めちゃくちゃ良いサーバーです。会社で10年以上使ってますが今まで目立った障害を受けたこともありませんし、スペックも高くコストパフォーマンスがほんとに良いと思います。月1500円とか、そんなんだった気がします。もっと安い方が良い!!って方はロリポップとか使っても良いと思いますが、個人的におすすめはしません。
これは、個人的な話ですが2〜3年前までHetemlというサーバー(ロリポップと同じ会社)を個人で契約したんです。15年ぐらい前から月1500円ぐらいのプランを契約していて、ずっと使っていたんですが、気づけば800円ぐらいでもっと良いスペックのプランが出ていて、そっちに切り替えたいと問い合わせたら無理って返答だったので、解約しました。そのとき運用していたブログは、もう移行とかもめんどくさいので消しました。

あと、これは、アフィリエイトでもなんでもありません。ほんとにWebの制作をずっと携わっている人としての率直な意見です。もっと機能的で良いサーバーとかもありますが、そういう小難しいのより、全然使い勝手もよくスペックも安定感あるので、コスパも良くおすすめです。

エックスサーバー:https://www.xserver.ne.jp/